2012年 メルセデスベンツ C63AMGクーペ 37000km 名機M156エンジン イリジウムシルバー 右ハンドル 機関良好  JAAA鑑定 無事故 ★★★★ 内装★★★★

名機M156エンジン C63 AMGクーペ 後期モデル 2012年モデル(H24)

JAAA鑑定 無事故 ★★★★ 内装★★★★

■走行37600km
■車検R3年11月
■パノラミックスライディングルーフ
■禁煙車
■右ハンドル
■H25~R1まで整備記録あり
■スペアキー取説新車保証書完備
■地デジ・Bカメラ ナビ ETC
■非常に綺麗な御車です ホイールの目立つようなガリ傷もありません

■追加で1セットC63クーペAMG純正18インチ4本セット(2本はホイールのみ2本はタイヤ付き) 差し上げます。

■機関良好
■イリジウムシルバーM

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◆ガラスボディコーティング【48000円税別】

◆EGS保証 1年間走行距離無制限 全国対応 年間累積100万円までディーラー保証修理可 1年満期更新可能
各プラン(ライト74800円 スタンダード145000円 プレミアム227000円 )税別
*リーズナブルな半年保証もございます

全長×全幅×全高=4707mm×1795mm×1391mm
ホイールベース=2765mm
車両重量=1730kg 駆動方式=FR
エンジン=6.2リッターV型8気筒DOHC
最高出力=336kW(457ps)/6800rpm
最大トルク=600Nm(61.2kg-m)/5000rpm
トランスミッション=7速多板クラッチ(AMGスピードシフト7スピード)
燃費(NEDC複合サイクル)=約8.3km/L

Mercedes-Benz C63 AMG Coupe|メルセデス・ベンツ C63 AMG クーペ

AMG渾身の1台

C63の個性を決定づけているエレメント

それにしても、なぜAMGはC63にのみ、M156を与えつづけるのか。先日、AMGの車輌開発担当役員と話をする機会があったさいに真意を尋ねてみたが、環境性能向上を喫緊の課題とする氏からは、その状況を肯定化する話を聞くことはなかった。そこで個人的な意見として、SLSとC63はAMGの運動性能におけるアイコンだと思うと伝えたところ、氏は口もとを緩めて頷いた。

その言葉は嘘ではなく、C63は近年のAMGのプロダクトにおいて、こと運動性能において異彩を放っている。手法としては従来からのやり方ではあるものの、その味つけは、当初のモデルにおいては相当にハードで、それまでの爆速旦那サルーン的なイメージを覆したものだった。そこから幾度かのリファインを重ねて乗り味は幾分マイルドになったが、今にいたるまで運動性能への突出したこだわりは変わっていない。そしてベースモデルのビッグマイナーに乗じて刷新されたC63のラインナップには、従来のセダンとワゴンにくわえて、クーペが新たにくわわった。これにより、スポーツモデルとしての立ち位置はさらに明瞭になったといえる。

C63の個性を決定づけているエレメントはふたつある。まずひとつは件のM156ユニット。大排気量ゆえの溢れんばかりのトルクは、小さな車体を走り出しからグイグイと押し出す。その加速感は同等のパワーを発揮するターボユニットに対して、やはりリッチで滋味深い。そこから高回転域にいたる過程では、精度の高いパーツたちが一糸に繋がっていく臨場感が味わえる。過給によって急かされるように回転数を駆け上がらせるターボユニットとはちがうナマっぽさこそが自然吸気エンジンの醍醐味だとすれば、M156は日常に供せるパッケージングのそれとして、到達点にあるといっていいだろう。

腰のしっかり据わったコーナーでの振る舞いは、ストリートを安心して気持ちよく走るのに適しているが、仮にサーキットスピードに達してもだらしなくアンダーステアを露呈するようなものではない。駆動力を後軸にしっかり伝えて素早く向きを変えるというFRの基本的なコーナリングマナーを、どこからでも沸き上がる強大なパワーと綺麗にバランスさせている。

それらを街中づかいにもってこいの絶妙なボディサイズにまとめたC63に乗ると、古くからのクルマ好きならば、名車として語り継がれる500Eを思い出すだろう。90年代初頭にリリースされた同車は、あくまで実用第一というメルセデス流儀でセットアップされた他類なきスポーツセダンだった。

さらにC63には、我われが親しみ憧れてきた内燃機の魅力が備わっている。効率最優先の昨今では得ることが難しくなってきたそれを操る快感は、個人の自覚と責任において維持されるべきだろう。今後、趣味性と社会性との折衷を模索しつづけることになる多くのクルマ好きにとって、C63は後々に語り継がれる名車となるにちがいない。

 





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